篆刻から書、絵画まで、あらゆる分野で才能を開花させ、稀代の美食家としても名を馳せた芸術家、
北大路魯山人。
陶芸家としても名高い彼をこの世界に導いたのは、山代の地での初代須田菁華との出会いでした。
大正初期、まだ三十代の無名芸術家だった魯山人は菁華の元で手ほどきを受けながら、 一年間ほどを山代温泉で過ごしています。
趣味人として鳴らした当時のあらや宿主 十五代
源右衛門は他の旅館の旦那衆とともに魯山人と
親しく交わり、書画や看板などを注文して彼の生活を支えました。
現在 当宿には、初めての陶芸作品といわれる赤絵皿や、 烏湯縁起にまつわる暁烏の衝立など、魯山人ゆかりの作品が残されています。

 




 

 

「翁は当代陶磁界における第一の異才なり」とは、初代須田菁華に向けた魯山人の言葉。
料理を芸術の域まで高めた魯山人のこの言葉をもってしても、
初代菁華の偉業を伺い知ることが出来ます。 当宿では、 数ある 初代菁華作品の中から一部を展示、ご覧いただいております。

当宿から徒歩3分の菁華窯。現在四代目さんの作品は家訓である
「独歩」の精神を受け継ぎながらも、現代的な感覚を取り入れた
逸品ばかりです。
温泉街散策にはぜひお立寄り下さい。

 

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  あらや滔々庵
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