離れ

山庭の離れ「有栖川山荘」ではコロナ禍により夜のバー営業を終了させていただきました。
2001年の開業より20年間、皆様のご贔屓に預かりましたこと、厚く御礼申し上げます。
現在は離れの客室としてリニューアル致しました。
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

歴史-有栖川熾仁親王-

幕末に尊王攘夷派の旗頭となり、維新後は陸軍大将などを歴任して
陸海軍の創設に尽力したのが四親王家の一つ、
有栖川宮家の皇族、有栖川熾仁親王(1835~1895)。
有栖川山荘は、有栖川宮家や小松宮家の皇族方が山代に逗留された折に使われ、
建築当時の趣をそのままに残して改装、あらやの湯をこよなく愛された熾仁親王にちなんで拝命しました。

熾仁親王とあらやとの交流は「熾仁親王日記」にも記載されており、
明治22年お越しの際に残された直筆の「江山清趣」の大書は、
今も大切に保管されています。

  • 離れ有栖川イメージ
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明かりを辿ると、
そこには木造離れの一軒家
山庭への渡り廊下を抜けると、ひっそりと隠れ家のように灯る明り。
樹齢数百年の木々に囲まれた中に木造の一軒家、離れ”有栖川”はあります。
明治初期、天皇ご来館の命を受けて、数年掛かりで釘一本も使わずに
造られた建物を、2023年に離れの客室としてリニューアルしました。
15畳と12.5畳の2つの座敷、庭に面した回廊にローベッドを備えた寝室、
源泉かけ流しのゆったりとした浴室を備えています。
間取図
有栖川山荘イメージ